スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あなたが"とりつく"としたら?

  • 2009/01/24(土) 17:28:37

今日は1冊の本をご紹介したいと思います

とりつくしまとりつくしま
(2007/05/07)
東 直子

商品詳細を見る
突然の事故であっという間に死んでしまったり、
この世に強い心残りがある人がモノにとりつけるというお話。

”とりつく”と言っても決して怖い意味ではなく、
”見守る”と言ったほうが分かりやすいかな?

とりつける条件は、"とりつく"ものがモノ(生きていない)である事。
生きているモノには魂の先住民がいるのでだめらしいのです。

この本には
●息子の野球の試合を見届ける為に試合当日の【ロージン】を選んだ母。
●夫が毎日使う【コーヒーカップ】を選んだ妻。
●毎日沢山のお友達が遊んでいく【ジャングルジム】を選んだ男の子。
●大好きな恩師にプレゼントした【扇子】を選んだ女性。
●いつも優しくしてくれた図書館の女性の【名札】を選んだホームレスの男性。
●独り残してきた耳が遠くなった母の【補聴器】を選んだ娘。
●妻が毎日書く【日記】を選んだ夫。
●自分が最後に買った【マッサージ器】を選んだ父親。
●大好きな先輩を想い、先輩の彼女の【リップクリーム】を選んだ少女。
●自分が孫にプレゼントした【カメラ】を選んだ老人。

が出てきますが、

それぞれにそれぞれの想いや物語があり、
ふっと微笑んだり切なくなったり。。
「読むぞ!!」という感じではなく、ちょっとした合間に読むと良さそうな本です。

自分は・・・・と考えると、2つの場所を思いつくのですが、
そのどちらにするとはまだ決めれないんですよね。。
でもこの2つは考えた瞬間にすぐ浮かんだ場所(モノ)で、
今のところ、この2つ以外は考えられない。
もし子供がいたら子供の身の回りのモノにとりつきそうですが(笑)

皆さんも「もし"とりつく"としたら・・」と考えてみると
自分の事や大切なものが意外に発見できたり、
確信したりできるかもしれませんよ?

そしてもし誰かが自分を見守る為に
「自分の身の回りのモノに"とりつく"としたら何だろう?」と
考えてみてもいいかも。
いつも身に離さず持っているモノがある人や何十年も同じモノを使っている人であれば
とりつくモノを考えるのも簡単ですが、
そうでない人が相手だったら考えるのは大変ですね(笑)


【とりつく】って言葉を聞いて嫌な気分になる人が多いと思いますが、
この話に出てくる"とりつく"人達は、恨みでとりつく訳ではなく、
皆残してきた人を心配してや、
自分が想いを寄せる人を見守っていたいという気持ちでとりつくのであり、
全く嫌な気分にはなりませんでした。
それどころか自分も一緒にその人の気持ちになったり、
自分だったらどうだろう?など色々考え、
読後はずっと不思議な感覚に浸りました。

どの話もその人がそこにとりつく理由がすごく伝わり、どの作品も愛おしかった。
短編集でどの話も良かったなんて私には珍しい事だったし、
いつもとは違う意味で引き込まれるものがありました。

自分がとりつくとしたら・・・
100人居たら100通りの答えが出てきそうですよね。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

とりつくしま 東直子

あなたは何に「とりつき」ますか?。死んでしまったあなたに、係が問いかけます。そして妻は夫のマグカップに、弟子は先生の扇子に、なりま...

  • From: 粋な提案 |
  • 2010/10/22(金) 17:04:14

この記事に対するコメント

そうですね~
どちらかというと【とりつく】って言葉はイメージが悪いですねv-356
でも本当に心残りがあった場合、死んだら終わり・・・ではなく、
モノにとりついて見守れたら嬉しいでしょうね☆
私だったら、何にとりつつくかな?
その時の為に?
自分が想いを寄せる人をよ~く観察しておかないと【とりつく】モノを失敗したら大変ですもんねv-410

  • 投稿者: レイナ
  • 2009/01/25(日) 23:40:56
  • [編集]

レイナさん

この本は"とりつく"というイメージを良い方に変えてくれた本でもありました。
守護霊ってこんな感じなのかなって。
でも、この本でとりついた人が皆幸せだったわけではないんですよね。。
それがまた切なくて・・・・v-409
時間があれば読でみてください!

  • 投稿者: みぃ
  • 2009/01/26(月) 17:57:11
  • [編集]

なんだか温かそうな本ですね。
『とりつく』というか『見守る』といった感じなんでしょうか?

それにしても、みぃさんって書評上手ですよね。
説明も解り易いし、何より「読んでみよう」って気になりますもん。
図書館で予約してみます^^

  • 投稿者: sala
  • 2009/01/26(月) 22:32:44
  • [編集]

salaさん

ちょっと切なくなるお話もありますが、
心が温かくなる話もありますよv-398
結果はどうあれ、この中の話は全て『とりつく』ではなく『見守る』です。

私、、、書評ってヘタですよ~v-356
booklogも後で自分が思い出せる程度に書いてるだけなので
身近な友人には恥ずかしくて見せれませんv-356v-356
だから実はこのブログにはURLを載せてないのです(苦笑)
でもこれは人それぞれの考えが出てきて面白いだろうな~と思って薦めてみました。
時間のある時にでも読んでみて下さいv-22

  • 投稿者: みぃ
  • 2009/01/27(火) 04:31:50
  • [編集]

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

  • 投稿者: 藍色
  • 2010/10/22(金) 17:24:39
  • [編集]

藍色さん

こんばんは。
初コメント、そしてトラックバックありがとうございました。

藍色さんは沢山の本の感想を書かれていらっしゃるんですね。
参考にさせて頂きたいと思います。

  • 投稿者: みぃ
  • 2010/10/23(土) 04:06:35
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。