ウィーン(オーストリア)その3
- 2012/06/08(金) 19:22:03
世界遺産7
シェーンブルン宮殿の宮殿と庭園群は1996年に世界遺産に登録されました。
庭園は東西約1.2km、南北約1kmの規模で、1779年頃から公開されており、
建物は、部屋数1441室、両翼の端から端まで180mあり、
正面右側翼には宮廷劇場があります。
正門をくぐると、視界いっぱいに広がったのがシェーンブルン宮殿。
大きい!
マリー・アントワネットが15歳でフランスの王家に嫁ぐまで、
夏の宮殿として使われた宮殿です。
モーツァルトが6歳の時に初めて御前演奏したのもここ。
ナポレオンがウィーンを占領した際に宿舎にしたのもここらしい。
なんだかすごい宮殿です。
宮殿内は見学可能。
2つの見学コースがありますが、
どちらも大人気なので午前中(早め)に行かれることをオススメします
宮殿に背を向けると、この景色。庭が綺麗ですね~
奥の方にネプチューンの泉、
更にその上に目を向けるとグロリエッテが見えます。
ネプチューンの泉
一番上が、海の神ポセイドン。
ポセイドンに祈っているのがトロイで有名なアキレスの母テティス。
ギリシャ神話を噴水にあしらったものらしいです。
丘の上まで頑張って上ると、グロリエッテに到着。
ここはカフェになっており、絶景を眺めながら休憩することができます
雰囲気良し!!
庭園内。手入れが行き届いていて、とっても綺麗!
シェーンブルン宮殿の庭園内には温室や日本庭園、動物園なんかもあり、
色々見て周るとしたら、結構な時間が必要です
庭園をお散歩していると、新郎新婦を発見!
シェーンブルン宮殿では結婚式を挙げることができるんですよ~
世界遺産で結婚式ってすごいですよね!!
すごく豪華な結婚式になりそう
夜には2種類の劇場でオペラやバレエ、音楽を楽しみました。
1日目はベートーベンハウス。
こじんまりとした劇場でオペラ、バレエ鑑賞。
別の日にコンツェルトハウスでウィーン交響楽団の演奏を聞きました。
こちらのホールは立派だった~
観客もみな正装で、ベートーベンハウスとは全く違う雰囲気。
演奏が始まる前にメンバーがぞろぞろ入ってくるのですが、その人数の多さにビックリ!
演奏者の数も多いのですが、合唱者の数もすごくって、
全員で軽く100名超え 圧巻!!
素晴らしい演奏でした。
ウィーンは夜も楽しめます。
ここからは夜景特集
どの建物もライトアップされていて綺麗だった~
新王宮
オペラ座
市庁舎
シュテファン寺院
楽友協会
ホテルの部屋はヨーロッパ風で可愛かった
旦那との初ヨーロッパ旅行
あまり関心が無かった旦那も、「ヨーロッパもなかなかイイかもな」ってさ。やったー!
だってまた行きたいんだもん!!
でも最後には、「やっぱりアジアかな」って。
そう言わずに、インドにいるうちにまた行こうね♪
ヨーロッパ、最高ー!!
ウィーン(オーストリア)その2
- 2012/06/07(木) 11:24:58
ケルントナー通りは歩行者天国
ホテル、カフェ、お土産屋などが並び、両方に建っている建物にも歴史を感じます。
そして運良く、楽器を演奏するグループにも遇えました!
その楽器にビックリ!すごく本格的じゃないですか??
ストリートで気軽に演奏する雰囲気じゃないですよね~
彼ら、CDも出しているらしく、演奏はすごく上手。
その場でも結構買っていく方がいらっしゃいました。
こちらはシュテファン寺院。
外観の改修工事が行われており、シートがかぶせてある状態だったのですが、
それでも圧倒的な存在感と高さ、美しさに目を奪われました。
シートに外観を損なわないような工夫がされているのも良かった。
反対側。こちら側は結構汚れが目立ちますね。
十数年前に行かれた知り合いの方は、
この写真を見て、こんなに汚れちゃったのね。。と嘆いておられました。
どこまで高いの~!?と思わせる塔は南塔で、高さが137m。
寺院の塔では世界で3番目に高いそうです。
北の塔へはエレベーターで、南の塔には343段のらせん階段で登れます。
後ろの方の屋根には、
ハプスブルク家のシンボルである双頭の鷹を描いたモザイク屋根があります。
モザイク屋根、やっぱり好きだな~
中もこれまた立派。
でもこのライトの色ってどうなんだろう?
ナッシュマルクトのマーケット。
どのお店も同じようなものしか売っていなくて、ちょっとつまらなかったかな~
だいたい肉かナッツかスパイス、パン、ドライフルーツ、野菜、果物、
あとはトルコ料理のお惣菜が目立ったような。
土曜に開催される蚤の市。
アンティークなものが目立ったけど、
「これ、売りもの?」というような不用品(しかも汚れている)も多かったな。
価値のあるものも沢山ありそうだったけど、うちには合わなさそうなものばかり。
掘り出し物は見つかりませんでした
近くに建っていたマンション。ウィーンはマンションまでお洒落なのね~
ランチはミュラーバイスルというレストランでウィーン料理
仔牛のカツ(Wiener Schnitzel ヴィナー・シュニツェル)と
仔牛の煮込み料理(Tafelspitz ターフェルシュピッツ)
カツはまあ普通の柔らかいカツで美味しく、煮込んだ牛肉もとっても柔らかかった~
煮込みの方は、旦那にはちょっと薄味のようでしたが、私にはちょうど良い味でした。
そして煮込んだ牛肉以上に美味しかったのが、煮込んだ後のスープ!
これが絶品!肉と野菜の旨味がたっぷり出た、美味しいスープになっていました
でも、実はこのランチ前(ランチ中)に大事件発生!!
この日、数時間前にオペラ座の前の売り子からオペラのチケットを購入していたのですが、
私、、、、無くしてしまったのです
この事にランチを注文した際に気付き、旦那に謝罪。
どうしよ~!!と落ち込んでいたら、
旦那が急いでオペラ座に戻り、売り子を発見。
事情を説明して、チケットを再発行してもらうことに成功!!
窓口で買った訳でもないし、レシートもないから・・とすっかり諦めていた私。
ビックリした~。ウィーンの人って優しい
そして諦めずに交渉してくれた旦那様に感謝!
旦那が諦めなかったお陰でどうにかなったこと、数知れず。すごいです!
旦那様、お手間取らせてすみませんでした。。ありがとう。
こんな事件の後のランチでした。ごめんね!!ごはん冷えちゃって
ザッハーではあの有名なザッハトルテ(Original Sacher Torte)と、
こちらも美味しいと言われているカスタードパイみたいなもの(Creme Schnitte)を注文。
お店は待ち時間があるほど混雑しててのんびりはできませんでしたが、
お店の雰囲気はGood。さすがですね~
味はねぇ、、トルテは美味しいんですが、ちょっと重いかなって感じ。
Creme Schnitteも甘いのですが、こちらを是非オススメしたい
甘いケーキにはブラックコーヒーが一番美味しいのは分かっているのだけど、
ウィーン生まれのMelange(カプチーノ)を飲んでみたい!と思い、こちらもチャレンジ。
うーん、、クリームが多くて私には合わず
別の日にはデーメルで休憩
ザッハーとザッハトルテの食べ比べでもしようと思いましたが、
カッテージチーズのパイ(Topfens trudel €3.5)も試す価値ありと聞いていたので
こちらを食べてみました。
が・・・ 思ったより美味しくなくてガッカリ。チーズは大好きなのにな。。残念。
ちなみにこのパイはりんご版(Apfels rtudel)もあります。
こっちの方が良かったのかな?
こちらは、ブルク庭園の端にあるカフェ。フィガロにも載っていました。
お腹がいっぱいだったので入るだけになってしまいましたが、
温室の中のカフェみたいで気持ち良さそうだった~
雰囲気良しでオススメです
ウィーン(オーストリア)その1
- 2012/06/06(水) 17:07:12
ウィーンは1日目と2日目に観光し、そして13日目に再び戻ってきました。
ブダペスト⇔ウィーン(西駅)の電車代は7375フォリント(約2200円)。
日本の新幹線並みの綺麗さと快適さで大満足でした 世界遺産その6
ウィーンの中心部は【ウィーンの歴史地区】として2001年に世界遺産に登録されています。
まずは皆さんご存知、国立オペラ座。
1年間で300夜近くにわたってオペラヤバレエが上演されています。
色んな場所に彫られている彫刻が"らしく"てGood
せっかくなのでオペラ座でオペラを鑑賞したかったのですが、
5日前には既に売り切れ。
立見席は当日券であるらしいのですが、2時間前から並ばないといけないと聞いて断念。
もっと早くに予約すれば良かった。。
でもせっかくオペラが安く観られるので、結局は他の場所で鑑賞する事にしました。
夜が楽しみ♪
こちら新王宮。
アーチ型の建物は迫力満点!
一気にウィーンの世界の虜になってしまいました
馬車と王宮。似合いすぎる
新王宮から王宮へ通り抜けるまでも、素晴らしい建物が沢山あります。
スイス宮。
この門の奥にある王宮礼拝堂では、あの有名なウィーン少年合唱団の歌声が聴けます
宰相宮。
宰相宮とアマリア宮が皇帝の部屋として公開されています。
そして王宮。ここがミヒャエル広場です。
ミヒャエル広場の彫刻もすごく立派!今にも動き出しそうです。
こちらはスペイン乗馬学校の馬達です。
スペイン乗馬学校の公演はあまり多くないのですが、
公演では最も高度なテクニックと言われるスペイン式馬術が見られ、
音楽に合わせてステップする馬が見られます。
フォルクス庭園には5000本以上のバラが植えられています。とっても綺麗!
雰囲気いいですよね~
ブルク庭園にあるモーツァルト像。花で作られたト音記号が可愛い
立派な市庁舎。
市庁舎のてっぺんをズームで見てみると・・・像が建っている。
この市庁舎、
「教会でもないのに100m以上の塔を作るなんてけしからん!」と講義にあい、
塔自体は98mにおさえ、更にその上にこの写真の騎士像(3.4m)を乗せ、
手には6mの旗を持たせて計107mの高さにしたという逸話があるらしい。
そこまでして高くしたかったんですかねぇ?(苦笑)
ブルク劇場。
市庁舎の前にあるブルク劇場はヨーロッパで超一流といわれている劇場です。
王宮の向かいに建つのは、世界に誇る2つの博物館。美術史博物館と自然史博物館。
こちらがその1つ。
この2つの博物館は向い合わせに建っているのですが、建物の造りが本当にそっくりで
この写真がどちらだったか忘れてしまったほど
見分け方ってあるのだろうか・・・?
カールス教会。
こちらも教会ですが、名前は忘れてしまった。。
ウィーン中心は歩いて周れるほどですが、ホテルが遠い場合や他にも色々周りたい方には
24時間チケット(€6.7 約670円)がオススメです。
乗車券は全ての公共交通に共通なので使いやすいですよ
ウィーンって建物や像が本当に立派で細かい作りのものが多く、
見入ってしまうものばかり!
1回じゃ載せられないので分けてUPしまーす。
ブダペスト(ハンガリー)ペスト編
- 2012/06/04(月) 17:49:40
ドナウ川の東側であるペスト地域+クルーズ編です
こちらは王宮の丘から見てもその高さが際立っていた、聖イシュトヴァーン大聖堂。
高さ96m、直径22mの大きなドームを持つ、ブダペスト最大の聖堂であり、
国会議事堂とともに、ブダペストで一番高い建物です。
正面のドーム下には見事な彫刻が!
外は意外と地味なのに、内部はビックリするほど豪華!
特に天井がすごい
首が痛くなるほどずっと見上げていました。
ここには、キリスト教を積極的に受け入れたイシュトヴァーン国王の右手のミイラが
"聖なる右手の礼拝堂"に保管、展示されているのですが、、、暗くてよく分からず
写真の写真だけ撮ってきました。
そうそう、私はすっかり忘れていたのですが、ここには上に登れる階段があるらしく、
そこからはブダペストが一望できるそうです。
きっと、宮殿の丘からとはまた違う景色が見られたんでしょうね~。残念。
お次は、くさり橋からヴァーツィ通りを歩いて中央市場へ
ヴァーツィ通りにはお土産屋、カフェ、レストラン、洋服屋などがあり、
ブダペスト唯一の繁華街らしい。
結構歩いて、到着。中央市場です。
なんだか駅みたいな外観ですよね。地図を見てなかったら気づかなかったと思う
中はこんな感じ。通路が150mぐらいあってかなり広いです。
地下にはスーパーがあって、魚介類、ピクルス、肉、
1階には加工肉、果物、野菜、香辛料、名物のフォワグラの缶詰などが多く販売され、
2階にはお土産屋やフードコートがあります。
この辺りのドナウ川には橋が何本もかかっていて、どれも個性的
ハンガリーの紋章と冠を掲げる自由橋。
マルギット橋の橋脚には天使が
ペスト側で行ったのはセーチェニ温泉。入浴料は3100フォリント(約930円)だったかな?
ここはお風呂に入りながらチェスができることで有名な温泉です。
おじさんたちがやってましたよ。チェス。
あとは、施設内がとっても広いということでも有名。
外には大きな温室プールがあり、中にも温度が異なる温泉が何個もあります。
でも、水着を着てるわけだし、温度も基本的に低いので
私的には温泉に入っているって気分にはなれませんでした。
温水プールに遊びに来たって感じ。
最初は色んな温度のお風呂に入っていたのですが、
最終的には一番温度が高いお風呂にずっといました。
高いって言っても38℃ぐらい。はっきり言って他のお風呂は寒かった
くさり橋とエルジェーベト橋の間には船着場が沢山あります。
ドナウ川クルーズも楽しんできました
私達が購入したのは、昼も夜もボートが乗り放題というチケット。1400フォリント(約420円)
昼はだいたい1時間、夜は1時間半ぐらいのクルーズで、昼・夜、1回ずつ乗りました。
まずは昼間。
左右対称の作りをした国会議事堂。
長さ268m、高さは96m。
聖イシュトヴァーン大聖堂とともに、ブダペストで一番高い建物らしい。
内部には、10の中庭、13の乗客兼貨物用エレベーター、27の門、29の階段、691の部屋があり、絵画、彫像、タペストリーで装飾されて、とても豪華らしい
見学はガイドツアーのみ。時間があったから、行ってみても良かったかも~
そして王宮。
実は昼間のクルーズは疲れがたまってウトウトしてしまったのですが、
夜は綺麗で見応えたっぷりでした!
夜は21時からのクルーズだったのですが、この時間でやっと暗くなってきて・・・
徐々に空の色が変わっていくのが綺麗でした
マーチャーシュ教会
くさり橋と王宮
国会議事堂
自由橋
この日は雨が降ったからか、夜のクルーズは寒くて寒くて、寒さを耐えるのに必死
温泉で温まったはずなのに、その温もりはどこへやら。。
震える手で必死に撮りましたが、結構ブレブレでガッカリする写真が多かった
まさかこんなに寒いとはね~。
ホテルに戻ってまたお風呂に入りなおしました。。
ブダペストは物価が安かった!!
地下鉄も3つ目の駅までだと260フォリント(約78円)。
それ以上乗っても320フォリント(約96円)ぐらい。
食事をしても、どーんと2~3人分ありそうな料理が500円ぐらいで食べられます。
パンも美味しくて、バゲットのサンドイッチ(サブウェイみたいなサンド)でも100円ぐらい。
お菓子もアルコールも全て安かったー
この後にウィーンに戻ったのですが、ウィーンの全てがすごく高く感じてしまったほど
お隣通しでもこんなに違うものなんですね~
物価を考えると、住むならオーストリアよりハンガリーかな?(笑)
ブダペストにはたっぷり3泊しました。
博物館など見ない場合は、2日もあれば周れるかな~って感じです。
次はウィーンに戻ります
ブダペスト(ハンガリー)ブダ編
- 2012/06/03(日) 22:27:04
10日目。
夕方までザグレブで過ごし、16時過ぎにブダペストへ移動(6時間)
途中でクロアチアを出国し、ハンガリーに入国するわけですが、
どちらも列車の席に座ったままでパスポートを提示し、あっさりと終了。
荷物の検査は一切無し。
楽でいいのだけど、こんな簡単で良いのかな~って感じ。
あんなものやこんなものまで簡単に持ち込めそうです
22時半頃にブダペストの東駅に到着。
そこからホテルのあるデアーク広場まで地下鉄で移動。
ブダペストの地下鉄ってめちゃめちゃ古くてビックリ。
ドアもガタガタ鳴りながら閉まるし、窓や壁に落書きも沢山してあって
地下鉄だけ見ると危険な街っぽい感じが漂ってたな~
外に出るとそうでもなかったけどね。
東駅から利用した地下鉄はM2という地下鉄ですが、
違う路線のM1という地下鉄は、ロンドンに次いで世界で2番目に古い地下鉄らいし。
こちらもほんと古かった。
11,12日目。
ブダペスト観光。 世界遺産その5
ブダペストはもともと"オーブダ"、"ブダ"、"ペスト"の3つの独立した町でした。
この3つの市が合併されて現在のブダペストになったらしい。
現在でも、王宮の丘があるドナウ川の西側をブダ、東側がペストと呼ばれており、
そのブダ&ペスト地区と、間に流れるドナウ川とが合わせて世界遺産に登録されています
王宮の丘へはバスで移動。
王宮の丘は高さ約60m、長さ約1.5Km。城壁に囲まれており、
その中を車やバスが普通に走り、民家やお店、教会などが建っています。
王宮の敷地内という感じは全く無し。まるでちょっとお洒落な街のよう。
その王宮の丘にあるのがマーチャーシュ教会。
触ったら折れちゃいそうな繊細な作り。
こちらの教会はコンサートホールでもあるらしい。
教会内でのコンサートって素敵でしょうね~
教会の後ろの建物。モザイク屋根が可愛い
そしてドナウ川沿いには狭いながらもカフェがあり、
ここからの眺めが最高なんです
奥に見えるのがドナウ川と国会議事堂です。
優雅な気分に浸れますね
漁夫の砦。この中からの眺めも最高です。
教会の前にあるのが、ペスト終息の記念として作られた三位一体の像。
そしてこれ、ブダペストの郵便ポストなんです。
可愛いですよね~
王宮の丘から見下ろしたドナウ川とくさり橋。
そしてペスト側でにょきっと突き出している建物は聖イシュトヴァーン大聖堂。
この橋が西のブダと東のペストを最初に結んだ橋らしい。立派な橋です。
王宮の横にはケーブルカーがあり、
くさり橋と王宮の丘を行き来できるようになっています。
そして王宮。
現在は国立美術館、博物館として使用されています。
王宮の丘を見た後は、先ほどのケーブルカーの横の坂を下ってくさり橋の袂へ。
結構急です。下りで良かった
くさり橋に到着。ライオンの石像が狛犬のように橋を守っています
顔は一緒だけど、体は逆向き。橋を渡った反対側にも同じように石像があります。
ハンガリーの紋章と冠の彫刻もあります。
長さ380mのくさり橋を渡ったらペスト地域です。
ハンガリーは世界的にも有名な温泉国。
ブダペストには100以上の源泉と50近くの浴場があります
でも有名なのは4ヵ所ぐらいで、私達は2日間別の温泉に行ってみましたよー
雨が降ったのもあったけど、ブダペストは予想以上に寒くて温泉日和でした。
ブダ側では、最初にルダシュ温泉に行ったのですが、
ここは男女で温泉を使える曜日が決まっていて、使えない方はプールだけだと聞いたので
それは意味が無い!と同じブダ側にあるキラーイ温泉へ移動。
キラーイの入浴料は2300フォリント(約690円)
前日にセーチェニ温泉に行っていたのですが、
そことは全く雰囲気が異なり、ドーム型が特徴の少し大きめのぬるいお風呂が1つ。
プラス、40℃弱ぐらいの小さなお風呂が1つという、こじんまりとした温泉でした。
キラーイの方が日本人が想像する温泉に近いかも。
ハンガリーの料理といえばパプリカを使った料理が有名
写真は無いですが、
日本のビーフシチューのようなグヤーシュは私達の口にあって美味しかった~
そしてパプリカチキンのビーフ版。
手前も奥も違う料理なのに、同じ料理に見えてしまう
2つとも基本的にグヤーシュとあまり味は変わりません。。
こちらも美味しいんだけど、量が半端なく多くて完食はできず。
一皿で2人分以上はあったと思います
そしてレストランお勧めの鯉のスープ(ハラースレー)
鯉料理も有名とは知っていながらあえて外したのに、
お勧めを尋ねるとこのスープを言われたのでチャレンジしてみたのだけど・・・
泥臭い
写真左に移っているちょっと辛い調味料で味を消しながら食べました。。
ドナウ川で捕れた鯉だったのだろうか。ドナウ川、汚かったもんな。。。
次回はペスト側をUPします
ザグレブ(クロアチア)
- 2012/06/02(土) 20:10:11
9日目午後。
とうとうやって来ました!クロアチアの首都、ザグレブです。
中央駅の駅前でまず出迎えてくれるのがトミスラヴ王の銅像。
クロアチアの初代国王です。
路面電車は青色で統一。
ルートによっては無料で乗れる範囲もあります。
駅前⇔イェラチッチ広場も無料区域。ありがたい。
イェラチッチ広場の上の方はアッパータウンと呼ばれています。
早速アッパータウンを散策
こちらはザグレブのシンボルである聖母被昇天大聖堂。
尖塔は2つとも高さが100m以上あり、市街いたるところから見ることができます。
またもや補修中。。
中の様子。
ステンドグラスの大きな窓が目を惹きます。
細かいのに、とっても丁寧な作りで本当に綺麗
こちらもザグレブのシンボルである聖マルコ教会。
モザイク屋根が可愛すぎる
向かって左はクロアチア王国、ダルマチア地方、スラヴォニア地方を表す紋章、
右はザグレブ市の紋章です。
毎年5月31日はザグレブの日らしく、
その日から1週間、様々なイベントが開催されている様子。
この日も仮装した人々と会えて、一緒にパチリ
こちらも雰囲気ある~
他にも騎士や魔女まで居て、見ているだけでも楽しかった
聖マルコ教会をダウンタウンの方へ下ると、この建物があります。
この可愛い建物は何だろう?なんて思っていたら、実は要塞。
しかも現役!今でも毎日正午に大砲が打ち鳴らされるらしい。
聖マルコ教会背中に左に曲がると石の門があります。
手前の2人も仮装した人達。
門の内部には聖母マリアの肖像が納められた礼拝堂があります。
石の門を出たところにあるのが聖ユラユの像。
聖ユラユの像の前の通りがラディチェヴァ通り。
こちらは坂が急になっていて、アッパータウンの方へ上っていくほど
隣のトゥカルチチェヴァ通りとは高低差が開いていきます。
そのトゥカルチチェヴァ通りはレストランやカフェが立ち並ぶ、とってもお洒落な通り。
昼夜問わず賑わっていました。
優雅な時間が楽しめそう
その通りに建っているのが、マリヤ・ユリッチ・ザゴルカの像。
クロアチア初の女性新聞記者として、女性の地位向上の為に戦った人物です。
トゥカルチチェヴァ通りをダウンタウンの方へ歩いていくと、左手が青果市場。
8:00~14:00頃まで開かれ、おもに野菜や果物、花などが売られています。
赤いパラソルが沢山開かれていて、雰囲気ありますよ~
またチェリー買っちゃった
こちらは世界で最も短いケーブルカーと言われており、
長さ66m・高低差約20mを片道30秒であっと言う間に上り下りします。
坂道が辛い人は、これを使えば簡単にアッパータウンとダウンタウンを行き来できます。
私達は歩いたけど~
道路にクレヨンで絵を描くコンテストも開かれていました。
皆さん上手!
この日は土曜日。
日本と違って日曜は殆どのお店が休業日なので、
急いでお土産の買い出し。
そしてチェックしていたジェラードとケーキが美味しいというお店へ
イリツァ通りにあるVincekというお店なんですが、
ここのジェラードとケーキが情報通りと言うか、それ以上美味しくて2人して大興奮
お店は大繁盛していて、写真に写ってる人の殆どがお店に入っていく人と
ジェラードを持って出てきた人。
そのまま待っていても順番は回ってこないので、
インドで鍛えたずうずうしさで積極的に前へ!
種類も沢山あるので悩むんですよね~
こちらのお店も翌日はお休みなので、
食べたにも関わらず、またもやチーズケーキを購入してホテルへ。
ケーキは翌日のチェックアウト前に食べました。
ほんと美味しかったな~
夜のイリツァ通りも綺麗。
こんなに大きなカットピザも売っていました。
旦那の手を見たら大きさが分かるかな?日本では考えられないサイズ。
しかも値段がたったの10クーナ(約150円)だからまたビックリ
お得だけど、こんなのばっかり食べてたら太るよね
イェラチッチ広場ではこんなショーも。
イベントが沢山の大満足の1日でした
ここ、ザグレブでは1泊。
観光地となっている中心部は狭い範囲なので
丸1日あれば見て周れる大きさでした。
お次はハンガリーに入国し、ブダペストへ!
この旅初めての電車に乗っての移動です
プリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア)
- 2012/06/01(金) 22:20:22
8日目朝。
スプリットからプリトヴィツェ湖群国立公園へ移動(4.5時間)
午後、到着。 世界遺産その4
この国立公園には大小16の湖と92ヶ所の滝があります。
1949年に国立公園に指定され、1979年には世界遺産に登録されました。
こちらもドブロヴニクと同じく一時は【危機にさらされている世界遺産リスト】に登録されましたが、現在は美しさを取り戻し、リストからも除外されています
高低差のある美しい湖群が山中に位置し、
それらが滝によって階段状に繋がっているのがこの公園の特徴。
私達はこの国立公園を、到着日の午後と翌日の午前で2度楽しむ予定です
いよいよ出発。入場料は110クーナ(約1660円)
公園内はとっても広いので、エコロジーバスと遊覧船もあり、
入場料にはその乗車料金も含まれています。
こちらが公園内マップ。
Pは遊覧船乗り場、STはバス停です。
コジャク湖はクロアチア内最大の湖。
P2→P3へ約30分の遊覧船移動。湖というより、川って感じ。
上からの湖を眺める為、P3からは上へ上へと坂を上ります。
階段状の滝が見事!
水が透き通っていて綺麗 遊歩道も見えます。
今度は遊歩道目指して階段を下りていきます。
遊歩道へ下りる途中にあるのがプリトヴィッツェの滝。
高さ78mで国内最大の滝です。
水しぶきが気持ちいい!というより寒いっ
その後はバス停(ST1)を目指して歩いていたつもりだったのに、
気づいた時にはバス停ははるか後方へ
戻るのも悔しいので、湖に沿って結局P1まで歩いてしまいました。
疲れた~
でも綺麗な湖をたっぷり眺める事が出来ましたよ~
ほらっ!こんなに近くにマスが沢山!!
透明度バツグンで丸見えのマスたち。
横を通っても全然逃げようともしないんですよねー。
そんなんじゃ捕まっちゃうよ~っと思っていると、ホテルの名物料理にマスの名前が!
やっぱり捕まっちゃったのね(笑)
この日は5時間ぐらい歩いたかなぁ?
まだ明るかったけど、疲れてしまったのでホテルへ退散。
翌日に備えます。
この日の宿泊先は国立公園内のホテル。
国立公園内で宿泊すると、翌日も前日と同じ入場券で入場できるのでお得です
翌日
この日はP2から左上の上湖群を目指す予定。
が、ここで予想外の出来事がー!
実はこの日は大きなマラソン大会の開催日で
ST2⇔ST4のバスが運行されないという
この日はST4までは歩き、そこからバスで帰ってこようという計画を立てていた私達。
その計画が見事に壊されてしまった。。
昨日歩いた距離を考えると歩けない距離ではないのだけど、
正午のバスで移動しなければいけない為、
時間が足りずに半分だけ上って下りて来ることにしました。
残念。。
でもまあ仕方がないので、気持ちを切り替えて上湖郡をお散歩。
上湖郡は石灰華が多く見られます。
ビックリするほど水が透き通っていて、本当に綺麗!!
小さな滝もあります。
あまりの透明度に、ただただうっとり。
可愛い鳥にも癒されました
ちなみにこの国立公園は
"地球の歩き方"の"行ってよかった世界遺産クチコミランキング"で1位だったんですよー
http://tabisuke.arukikata.co.jp/information/special/heritage.html
なるほど!の美しさでした
2日間たっぷり歩いた後はクロアチアの首都、ザグレブへ移動します